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佐賀県スポーツ協会

スポーツのチカラで佐賀を元気に

山口会長

公益財団法人佐賀県スポーツ協会会長
山口 祥義

 日頃から、本県のスポーツ振興へのご尽力とともに、本協会事業にご支援・ご協力いただいております関係機関・団体の皆様に厚くお礼申し上げます。

 「SAGAスポーツピラミッド(SSP)構想」は、今年6年目を迎え、民間企業や関係団体の協力も得て、さらなる広がりを見せています。

 昨年12月には、女性アスリートの健康問題をサポートするため、県医師会や医療機関の協力も得て、県スポーツ協会に相談窓口を開設し、今年1月にはJCHO佐賀中部病院に県内初となる専門外来も開設されました。

 引き続き、「佐賀が育てる、佐賀が支える」という想いのもと、アスリートの人生にコミットしながら、人材育成や就職支援、練習環境の充実を一体的に進めるとともに、新たなスポーツビジネスの創出にも積極的に取り組んでいきます。

 今、世界や全国規模の大会で、SSPアスリートをはじめ、佐賀ゆかりのアスリートたちの活躍が続いています。

 昨年の「いちご一会とちぎ国体(国民体育大会)」において佐賀県は、男女総合成績(天皇杯得点)で21位となり、前回大会の33位から大きく躍進しました。

 また、昨年末には、国際大会グランドスラム東京で柔道の近藤隼斗選手が2位入賞、全日本選手権では、団体のフェンシングエペ男子、個人ではクレー射撃、セーリング、テコンドー、レスリングで、SSPアスリートたちが優勝するなど、佐賀のアスリートたちは様々な競技で力をつけており、着実にSSP構想の成果が表れていることを実感しています。

 さらに、昨年12月には、サガン鳥栖U-18が「高円宮杯 JFA U-18 サッカープレミアリーグ2022」で初優勝の快挙を成し遂げたことも大きな喜びです。

 これからも、佐賀のアスリートたちが、さらなる高みを目指し、全国・世界の舞台で活躍することを期待しています。

 今年5月13日にはSAGAアリーナがオープンを迎え、SAGAサンライズパークはグランドオープンしました。

 すり鉢状の形状をしたメインアリーナは、観客席が35度の急勾配でせり上がり、どこからでも臨場感たっぷりにアスリートやアーティストのパフォーマンスを体感できます。

 また、センタービジョンと壁面ビジョン、リボンビジョンの三つを全国で唯一常設し、圧巻のステージショーを演出するなど、まさに新時代のエンターテインメントアリーナです。

 SAGAサンライズパークから、新たなドラマと感動を生み出すとともに、「する」、「育てる」、「観る」、「支える」というスポーツの輪を広げ、未来へとつなげてまいります。

 スポーツのチカラで新たな時代の佐賀をつくりあげていきましょう。

 「佐賀さいこう!」